この度、新デジタル移動系システムの普及促進の一環として、下記の通り八頭町の「隼Lab.(はやぶさラボ)」を会場として「新デジタル移動系システムセミナーin隼Lab.」の開催と、新システムのご紹介ならびに実機による体験会を実施いたしました。
八頭町様、周辺自治体様だけでなく、北は北海道、南は福岡まで幅広くたくさんの方にご参加いただきました。
セミナー概要
(1) テーマ : 「新移動系システムの早期整備を隼Labから全国に発信」
(2) 主 催: 一般社団法人 防災行政無線研究所
(3) 協 賛: ビーフリー株式会社、株式会社アピオン、株式会社アイテック、株式会社エナテクス
(4) 後 援: 八頭町、株式会社シーセブンハヤブサ
(5) 名義後援: 地元マスメディア
(6) 開催日時 : 平成30年4月27日(金)13時30分から17時00分
(7) 会 場: 隼Lab.(旧八頭町立隼小学校)会議室
まず始めに八頭町副町長 岩見様と株式会社シーセブンハヤブサ社長 古田様よりご挨拶いただきました。
続いて、「新デジタル移動系システムセミナー in 隼Lab.」と題して、防災行政無線の基礎知識から始まり自治体の財政負担(緊急防災・減災事業債)等の抱えている課題やその解決方法を以下の通りご紹介しました。
- 移動系防災行政無線は非常災害において極めて重要な役割を果たしてきた(現場の情報収集)が、デジタル化への移行が遅れている。
- 今回紹介した新デジタル移動系防災行政無線は、単に移動系の整備にとどまらずJアラートおよび防災行政放送を聞くことができる安価な移動局・屋外拡声局の提供が可能である。
- 更にシステムに最適で安価な屋内受信機を提供し、コミュニティ放送の整備を地域の事情に合わせて整備することも可能である。
次に事例紹介として、先日行った北海道足寄町及び鷹栖町の実験結果を報告しました。
続けて、実際に操作卓を操作しながら携帯型無線機および屋内受信機に放送をして、音質の評価を行いました。
音質について問題ないとご評価をいただきました。
次に、Jアラート優先放送機能に対しても評価を行いました。
通信中の携帯型無線機の通信を遮断して、携帯型無線機および屋内受信機にJアラート放送されることを確認(優先放送機能)しました。
Jアラートのサイレン音に関しても携帯型無線機および屋内受信機に内蔵されている音源から再生しているので、音質について問題ないとご評価をいただきました。
最後に屋外にて、屋外拡声スピーカの音質の評価を行いました。
屋外拡声スピーカからの音質について問題ないとご評価をいただきました。
個別相談会では、各自治体が抱える問題や連携機能のことなどたくさんのご相談をいただきました。
ご後援いただいた八頭町様、株式会社シーセブンハヤブサ様、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
今後も新デジタル移動系システムの普及促進のため活動を行なって行きますのでよろしくお願いします。